パチパチしたい

わたりとりの書庫へようこそ。

栞でほっとひと息 第六弾です。

今回は、「使ってくださる皆様の声を広く反映し、充実したサービスの実現を目指している」と宣言されている Y!様への、「提案」です。

※最近、栞が暴走ぎみです。今回もです。けけけ。




yahoo!の hoo!ぐあい(不具合)、好転してますね。ぬか喜びでないといいのですが。
てな話は置いといて、突然ですが、質問です。

>みなさん、「傑作ボタン」 https://img.yahoo.co.jp/i/jp/blog/p2/images/btn/btn_recom0.gif を、押したことがありますか?


実は私、傑作ボタンをまともに使ったことがありません。
「傑作」という言葉のハードルが、あまりにも高いから。

私には、
「あなたは、偉大です!」
「あなたの文章は、文豪なみです!」
「あなたの記事が、私の人生を変えました!」
……という、誉め殺しに見えるのです、「傑作」という言葉が。考えすぎかのう。

でも、読者がものすごく多いブログで、これはいい!と思う記事の「記事タイトル横」を見ても、傑作ボタン、あまり使われてないですよね。
コメント者数より、少ない。あっても、「傑作押しました」とコメントに書いてあるし。

つまり、私だけでなく、ほとんどのユーザーが、
「いい記事だけど、傑作かって聞かれると、微妙。いいじゃん、コメントしてるし」
と思い、押さないのではないかと。勝手に推察します。
現状は、 訪問者数 > コメント者数 > 傑作押し数(コメント者と重複) ではないかしらん。

私は、企業の顧客情報管理システムなど設計したことがありまして。
想いを込めて創った機能が、ろくに使われず放置されているのは、悲しいです(←経験おおあり)。
よそ様が創ったシステムであっても、見ていて寂しい。気の毒にのう。


そこで、提案。
傑作ボタンの「心理的ハードル」を、もっと下げては、どうかと。

どうやるか?
ヒントは、「web拍手ボタン」です。

文芸サイトでは、web拍手ボタン を、よく見ます。
これは、閲覧者がボタンを押すことで、匿名で、「おもしろかったよ!」という意思‘だけ’を、サイトオーナーに伝えるツールです。

ホームページの閲覧者が、なんらかのリアクション(メールを送る・掲示板に投稿する等)を起こす確率は、非常に低いものです。
ブログも同様。訪問者数よりコメント者数の方が、圧倒的に少ない。
しかし、リアクションしなかった閲覧者が、すべて無関心とは限りません。
単に面倒・自分の匿名性を確保したい・テキストを書くほどの感想がない・書くことじたいが苦手、といった理由で、リアクションをためらうことは、充分考えられます。
「声無き関心者」の存在に注目したツール、それが、web拍手ボタンです。なので、読み手の「心理的ハードル」を低くするべく、工夫が凝らされています。

これ、いいと思いませんか?
こんなボタンがあったら、私は押しまくります。

たとえば、
1>麦さんとこの記事で、「このWikiテクは、役に立つぜ!」と感心したけれど、「役に立ちそうです」なんてコメントするのは気がひけるなあ(レスを強要しているようで、申し訳ない)
2>プラムさんとこの記事で、「この本、おもしろそう!」と思ったけれど、「おもしろそうですね」なんてコメントするのは間が抜けてるなあ(ホントに読む気あるのかテメェ、と自分でも思う)
3>prowlerさんとこの記事で、「ガハハ!このオヤジギャグさいこ~!」と笑ったけれど、「笑えました」なんてコメントするのはなんか違うよなあ(そう書いた時点で、脳内クールダウン)
とかってときに、コメント代わりに、重宝じゃないですか? ですよね??
(御三方、断わりなくネタにしてごめんなさい。ご不快なら即刻削除しますので、お申し出を)


あぁ、パチパチボタンがほしい!

もうここまできたら、妄想超特急 発進じゃ!
ついでに、どんなデザインがいいか、考えちまえ!


「傑作」なんて、ボタンに描いてあったら、だめです。使いません。
といって、「ブログ拍手ボタン」も、わけわからんな……

あ、じゃあ、拍手アイコン https://img.yahoo.co.jp/i/jp/blog/p2/images/emo/35.gif を使うとか。イメージ的に、押しやすそう。

もしくは、複数パターンあって、設定で選べるとか。書庫ごとに設定できたら最高。

論述系なら  【cool!】【hot!】 とか・・・
技術系なら  【なるほど!】【使える!】 とか・・・
雑学系なら  【へぇ~】 でしょう、やっぱ。(連打しそうだな)

顔文字って手もあるな。
2ちゃん系なら  【キタ━━━(・∀・)━━━!!!!】 これで全部カバー。 
まったり系なら  【イイ( ´∀`)人(´∀` )ネエ】 なんていかが?

私のブログだったら、えーと、え~と……
……………………………………………
あ、思いだした。
私、ネーミングセンスだけでなく、デザインセンスも 0 でした。
うちは非表示でいいや(←非表示にもできます。妄想内・俺様ルール)

ボタンの位置も、変えます。
記事を読んだら、速攻で押せるよう、記事の直下、コメント一覧の上に配置。
押しても、画面は更新されません。読み手の「動線」は遮られることなく、コメント欄へ誘導されます。
代わりに、オーナーが設定しておいた一言メッセージが、小さくポップアップ表示されます。ポン!
「応援ありがとう。あなたの気持ちを励みに、これからも精進して参ります。」
いいねぇ~、パチパチした甲斐があるねぇ~。(※妄想加速中)

このパチパチボタンは、人気度・ランキングと無関係です。
勿論、押した人のIDなど、わかりません(ログインも不要)。
草葉の蔭から、じゃなかった、蔭ながら応援してます、という奥ゆかしいボタンなのです。
オーナーだけが、送られたパチパチ数を確認できます。 この人は、いったい誰……?
まるで、そっと下駄箱に入れられた、名無しのバレンタイン・チョコみたい。
いいねぇ~、青春だねぇ~、浪漫だねぇ~!(※妄想爆進中)


そもそも、Y!様のヘルプによれば、傑作ボタンの趣旨と効果は、
趣旨:記事を次の読者へ推薦する
効果:ブログの人気度を上げる
だそうな。でもこれって、押した人には、な~んもメリットが無いですな^^;

対して、パチパチボタンの趣旨と効果は、
趣旨:好意を(ひそっと)オーナーへ通知する
効果:オーナーのモチベーションを上げる(→良質な記事という形で、好意が読者に還元される)

こっちのほうが、よほどブログ・ソーシャリティの発展に寄与すると思うのですが……
システムとしても、よくできています。コメント機能とダブらないところが。
うまく活用されれば、 訪問者数 > パチパチ者数 > コメント者数(重複なし) となるはず。
いかが?


てなわけで、Y!様への提言でした。

私が唯一、「傑作ボタン」を押したい相手、それは Y!様、あなた様です。 ぽちっ!
うちの栞は、私の偏屈な内面と、陰気な過去とをネタにする場、だったはずなんですが。
Y!様が、あまりにも興味深い御方なので、しばしの方向転換です。けけけ。
※「傑作」の語義 (引用:goo辞書)
1>出来ばえのきわめてすぐれていること。また、その作品。
 (とり例文:これは傑作だ。)
2>仕組んだわけではないのに、ひどく滑稽で面白みがあること・さま。
 (とり例文:こいつぁ傑作だ!)




さて、次章は……。
飛びます、飛びます! ^^