keiさんへの返信(2/7-2/9 by shydan)

【2007/2/7】posted by shydan

以前の記事で紹介したkeiさんから、コメントとトラックバックをいただいた。hatenaからのリンクは全部お断りだと書いた私がhatenaにあるkeiさんのブログに無断リンクしたことについて、イヤミのひとつでも頂戴できるかと思っていたのだが、そこはどうでもよかったらしい。残念だ。冗談だ。

私は、ツルんでリンクする奴らが嫌いだ大嫌いだと連呼したあげく、そういうヤツらを取り締まる法律ができて欲しいと書いた。keiさんは、そんなものができても抑止効果は限定的だと言う。

法が無力、とまでは言わないけれど・・・
結局、法があろうが無かろうが、悪いことや迷惑行為をする奴はするのよね。抑止効果は限定的よ。

私は「限定的な抑止効果」で充分なのだがな。
仮に、私が言うような・・・リンク先がやめて欲しいとそっとしておいて欲しいと言っているにもかかわらず、次々とリンクを寄こしさらなる観客を送って寄こし、keiさんが言うところの「ほとんど人が通らないような狭い道」を破壊するだけしておいて飽きれば二度と来やしない、という無神経なヤツらを取り締まる法律が、できたとする。
できたとしても、たかがブログで起きた揉めごとをいちいち裁判沙汰にもっていく人間など、そうはいないさ。私だってそうする気は無い。しかし確実に、こういうヤツらは減るだろう。やめてくれと言っている人間相手に徒党を組んで潰しにかかるのみならず、自分達のやっていることをさも正当で高尚なことのように居直るヤツらは減るだろう。私はそういうヤツらが一番タチが悪いと思っている。そういうヤツらは人を人とも思わず自尊心ごと傷つけるから。



【2007/2/8】posted by shydan

昨日の文章を読み返して、不安になってきた。ふと思い出したことがある。

小学生のとき、なにかにつけ、先生に言いつけるぞと脅してくる同級生がいた。あれはいやらしいものだ。みなに馬鹿にされ嫌われていた。「先生」が効いたのはごく始めのうちだけ、しだいに「先生」の名前が出されるたび、その子はひどくからかわれるようになった。一度その子が本当に「先生」を連れてきたことがある。それからは、みなその子を遠巻きにするようになった。
あの子はそれで満足だったのだろうか・・・。ああいう感覚は・・・なんなのだろうな。

昨日の私の文章は、私にとっての「先生」を探しているように見えないだろうか。keiさんに、そんなふうに読まれなかったろうか。心配だ。

今の私には、あの子の気持ちがわかる気がする。
どこがどうわかるかは書かないでおく。書きたくない。

そうだ、keiさんの言うとおりだ。
「先生」は無力、とまでは言わないけれど・・・その名前を出しても、誰も幸せになれない。
だったら、どうしたらいいんだ??



【2007/2/9】posted by shydan

妙な記事を見つけた。
正しい「Yahoo!blogの楽しみ方」(*1)

真面目に書いているのかふざけて書いているのか、よくわからない記事だ。人気度とか星マークとかファンとか転載とか、なんなんだこの異様な用語は。ブログ用語なのか? どこのブログサービスの話なんだいったい。
まあいい。コピー&ペーストで転載して何かが起きては面倒だ。引用にしておこう。気になった点は二つだ。

いろいろと気をつけなければならないことがあります。これを怠ると、あなたのブログが炎上したり、ネット上の恐い人たちから嫌がらせを受けたりするかもしれません。
(中略)
1. 決して、「無断リンクは禁止します」などと書いてはいけません。

最近わかったのだが、「無断リンク」という言葉じたいが危険らしい。その昔、この言葉だけを頼りにネット中を検索し新たな獲物を探している人間がいたとかいなかったとか。すごい趣味だ。
他の書き方ならば、許してもらえるのだろうか。「できればリンクしないでいただけると大変ありがたく存じます」くらいへり下ればよいのか。慇懃無礼と思われないだろうか。

2.“正しいネットマナー”について語ってはいけません。
「これが正しい」と主張されているネットマナーはいくつもあります。正しいマナーは、諸説紛々なのです。そんな状況下で、「これが正しい」なんて主張したら、異なる主張を信奉する人たちから強烈な反発を受け、あなたのブログは炎上してしまいます。

「これが正しい」と書くと叩かれるということか。自信満々な書き方が癪に障るのだろうか。やはりここでも謙虚さが必要ということか。それとも自信なさげに書くといいのか。それとも常に冗談だと見せかければ安全なのか。たとえばこんな感じだろうか。

あくまでも仮定の話ですが、私が言うような・・・リンク先がやめて欲しいとそっとしておいて欲しいとお願いしているにもかかわらず、次々とリンクを貼りさらなるお客様を送ってくださり、keiさんが仰るところの「ほとんど人が通らないような狭い道」をしっちゃかめっちゃかに掻き回し復帰不能にしておいてあーもう飽きちゃったバイバーイってなもんで二度とお越しにならない、そういうノン・センシティブな神々にお引取りいただける法律が、できたといたします。
できたとしても、たかがブログで起きたお祭り騒ぎをいちいち裁判所などというめんどくさくもカネのかかる場所へ直訴しようという人間は、そうはいないでしょう。私だってそんなことはしません、まさかね。しかしきっとたぶん確実に、こういう神々は少なくなると思われるのです。もう充分ですからやめていただけませんかとモノ申すか弱き人間を団体様でいーやまだまだと可愛がってくださるのみならず、かけまくもかしこき我々が為す業(わざ)は人間どもにははるかに理解の及ばぬ神々しくも麗々しくも美々しい神業なのであると仰せられる神々は少なくなると思われるのです。私はそういう神々がもっとも畏怖すべき存在であると感じております。そういう神々は人間を人間であるからこそ不完全なるこの心ごと葬りなさって省みないからです。おそらく。たぶん。間違っていたらごめんなさい。

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けったくそわりぃ文章だな。なんだこれ。こんなのオレの流儀じゃねぇよ。

種明かししとくよ。
最後の文章を書いたのはオレじゃねぇからな。文句は鳥に言ってくれ。